小学何年生の時だろうか。母親の用事で汽車でとなり町まで行った。

待っている間ひまだろうということで(だったと思う)、漫画本を買ってもらった。

僕の記憶の中では、暖かな秋か、冬だったような記憶が・・・。でも、定かではない。

いや、早春だったかなあ・・・。

その時に河川敷で近くに線路があったような気がする場所で漫画本を読んだ。

一番記憶に残ったのは、手塚治虫の「バックネットの青い影」だった。

これは、すごく印象に残った。

漫画がすごいことは、もちろんだがその時の景色まで頭の中に残ってるってことは・・・

というか空気のにおいもなんとなく覚えているのです。人間の記憶や感情というもの、

感動するということ、これらは、ひとつところで感動するのではなく、その時の気温や空気

のにおい天気、いっしょに行った人、などなど、すべての要素が絡み合って、感動し、そう

して覚えているもんなんだなあって感じています。

(2003年1月12日 初めてつくったMidiファイルをつけてみました。

  曲は、ジムノペディです。)